セラミックの差し歯の値段や費用について

オールセラミック

歯が事故で欠けてしまったり、虫歯で詰め物では対処しきれなくなってしまったようなときには、差し歯という形で治療することになります。

つまり、自分の元々の歯の代わりに、様々な素材で歯の代替となるものを作り、それを差し込む形で治療することになります。この素材の一つとなるのがセラミックです。

この値段や費用について説明していきます。

セラミックの差し歯の値段や費用について

まず、セラミックとはいわば焼き物、陶器のようなものと考えて間違いありません。

セラミックは金属のようにアレルギーを起こすことがありませんし、プラスチックのように経年劣化や色あせなどを起こすこともほぼありません。歯の代替として非常に理想的であると言えます。

そこで、値段や費用の点さえ問題なければよいのですが、この点はどうなっているのでしょうか。これは、様々な条件により変動があります。

どの歯に、どれくらいの大きさで差すのかということも関係しますし、また歯科医によっても異なります。

これらの変動があるということを踏まえた上で、だいたいの目安を示すならば、1本あたり10万円というのが一つの指標になるでしょう。

実際にはいろいろな要素によりこの料金は変わってきますので、この半額ということもあれば2倍ということも十分に考えられます。

ですが、例えば五分の一の2万円というようなことや、5倍の50万円というようなことは何か特別な理由でもない限り何かおかしいでしょう。そういう意味では十分に一つの目安にはなるはずです。

セラミックにする本数によって変わる

ただし、これはあくまで差し歯1本分の値段であるに過ぎません。当然のことながら、歯科治療費としてはそれだけで済む話ではないでしょう。

新しく歯を差す前には何らかの歯科治療が必要になっていることが普通でしょうから、その分の費用は別にかかるということは考えておく必要があります。

複数本の歯を差し歯にするのなら、その本数分だけ掛け算が必要です。ただ、歯科医によっては、複数本を同時に治療する場合には一定の割引があるという場合もあるでしょう。

いずれにしても決して安くはない金額になりますから、事前に歯科医としっかりと相談し、納得してから治療を開始することが不可欠です。

保険に関して

ところで、歯科治療にかかるお金となると常に問題となるのが保険の話です。保険適用になる治療とならない治療とがあるからです。

保険適用となると、一般には窓口で支払うべきお金はかかった医療費合計の3割で済みます。しかし、保険適用にならないと医療費の全額、つまり10割を負担しなければなりません。

そして、セラミックの場合は保険適用にはならないのです。従って、少なくとも10万円程度から場合によっては数十万円以上の費用がかかることを覚悟しておかなければなりません。

デンタルローンや分割払い

しかし、これだけのお金を即座に用意できるような人はさほど多くはないでしょう。そういう場合には、デンタルローンという手段もあります。つまり、金融機関からお金を借りることです。

借りたお金の使い道を歯科治療に限定したデンタルローンの場合は、いわゆるフリーローンよりも金利は安く返済計画が立てやすくなっていますから、このようなローンを利用するのも一つの方法です。

歯に使われる素材

セラミックの他にも素材となりうるものはあり、代表的なものには金属やプラスチックが挙げられます。ですが、金属には金属アレルギーの心配があります。

金のような貴金属ではアレルギーの心配はまずありませんが、高価になりますし、銀はある程度は他の金属を混ぜて合金とし強度を確保する必要がありますので、アレルギーの問題は完全には避けて通ることはできません。

プラスチックであればアレルギーの問題は起こりませんが、今度は強度的な問題が残ります。また、時間経過とともに劣化していくことも問題になります。

プラスチックは一般的には劣化しにくい素材ではありますが、それでも、屋外で風雨にさられれているようなプラスチックが脆くボロボロと崩れるようになってしまっているのを見たことは誰にでもあるでしょう。

もちろん口腔内の環境は屋外とは異なりますが、多かれ少なかれこのような問題は起こってしまいます。また、色が変わりやすいということも美しさの点では見過ごせない問題です。

このような金属やプラスチックの持つ問題点をクリアする素材として考え出されたのがセラミックです。


Posted by ふすま